内定通知に男泣き。面接アレルギー払拭で叶えた転職|転職体験記~100人の決断(第6回)

「望むキャリアを、自分は本当に実現できるのだろうか?」――このような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。人生において、新たな一歩を踏み出すのは容易ではありません。主体的なキャリア形成に成功した人たちは、自らの可能性をどのようにして切り拓いたのでしょうか。

株式会社コンコードエグゼクティブグループが、これまで支援してきたビジネスリーダーたちの転職体験談を紹介する連載「転職体験記~100人の決断」。

今回ご紹介するのは、NIさん(29歳男性)の転職体験談です。

IT企業にお勤めだったNIさん。過去に就職活動で面接が上手くいかなかったことから、面接に苦手意識を持っていたそうです。

キャリアコンサルタントと密に連絡を取り合い、面接攻略に向け綿密な準備を重ねたNIさん。なんと、当初想定していた期間を大幅に前倒しして、第一志望のコンサルティングファームから内定を獲得することができました。

NIさんの体験は、選考に苦手意識があったとしても、転職エージェントを上手に活用し、的確な対策を丁寧に講じることで、希望のキャリアを掴めるということを示しています。

キャリアチェンジには不安がつきものですが、一歩を踏み出すことでひらける未来があります。NIさんのエピソードが、これからの挑戦を考える皆さまの背中を押す一助となれば幸いです。


株式会社コンコードエグゼクティブグループ

「日本ヘッドハンター大賞」コンサルティング部門で初代MVPを受賞した転職エージェント。コンサルティングファームやPEファンド、総合商社、外資系企業、ベンチャー企業幹部などへの転職支援に高い実績を有する。また、大学生向けのキャリア教育や、ソーシャルスタートアップ投資にも積極的に取り組んでいる。弊社CEO渡辺秀和の著書『未来をつくるキャリアの授業』(日本経済新聞出版社)は、東京大学のキャリア設計の教科書に選定された。


 

 

希望するキャリアを自ら掴みに行き、第一志望のDTCへ

NIさん 29歳 (男性) 有名私立大学卒
有名IT企業 ⇒ デロイトトーマツコンサルティング

 

なぜコンサルタントを目指したのか

新卒より大手総合電機グループ会社のITエンジニアとして、顧客に対してソリューションを提供。元来より経営寄りのポジションで仕事をしたく、ERPを専門とする部署にてプロジェクトマネジメントのジョブを中心に従事しておりました。

しかしながら現職では、「顧客の経営を改善するためにはどうすればよいか、そのためにITをどう活用するか」という経営視点ではなく、「業務を回すためにはどのようにITをうまく動かすか」というIT視点ばかりが重んじられる環境でした。

私はあくまでもITはツールであると考えていた為、今後のキャリアプランを見据えて、より経営志向で仕事ができるコンサルティングファームへの転職が必要であると判断するに至りました。

 
コンコード様との出会い

ちょうどコンサルティング業界への転職を実行に移そうとしていたとき、私の知り合いがコンコード代表渡辺様がお書きになった著書を紹介してくれ、コンサルティング業界を挟んでより自分の進みたいキャリアへと進んでいく、「ハブキャリア」という概念に共感をし、コンコードさんの扉をたたくこととなりました。

担当をして下さることになった岡部様は、もともとITエンジニアで、かつ早稲田の同窓でいらっしゃることもあり、私の置かれた環境をすぐに理解してくださり、すぐに打ち解けることができました。

また面談初日に岡部様から、「NIさん、私に2ヶ月だけ時間をください。必ず内定を取って見せます。」との心強いお言葉を頂き、他のエージェントにはない、応募者に対する内定奪取へのコミット力を感じたため、「岡部様に騙されてみよう、そして2ヶ月猛烈に頑張ろう」と決意し、私のコンサル業界への転職活動がスタートしました。

 

活動について

新卒の時に面接がうまくいかず、面接に対するアレルギーを持っていた私は、その旨を正直に岡部様にお伝えしました。岡部様はとても紳士的に、「大丈夫ですよ、NIさんはITエンジニアの中でも、とてもコミュニケーションがとれる人だと感じています。私は何も心配していません。」と激励してくださりました。

大小含め多くのコンサルティングファームをご紹介いただき、短期間に約6社の面接を受けることとなりました。この間、メールのやりとりや電話をほぼ毎日のように岡部様とさせていただき、日々の面接の状況をタイムリーに把握いただいていたため、重要なフェーズに入った際には必ず面談をセッティングしてくださって、面接攻略の戦略を一緒に練ったり、不安を解消する場を設けてくださりました。

また自分でも、岡部様から頂いた面接のフレームワーク集と細やかなアドバイスを活用し、より面接官の納得感を高められるように各企業の面接の前には必ず問答集を作成し、面接の戦略を練り万全を期しました。

私はこのプロセスで岡部様のことを、自分の「兄」のように信頼をする仲となり、短期決戦でとてもハードな転職活動でしたが、全然苦しいという思いはなく、むしろエキサイティングでとても楽しい期間だったように思います。

その成果として、自分でもとても驚きですが、ほぼ1か月間で転職活動が終了し、第一志望のデロイトトーマツコンサルティングから内定を頂くことができました。

 

結び

岡部様と私の転職活動を振り返った時、「なんだか楽しい1か月間でしたね!」とお互いにとても晴れやかな印象を抱いておりました。これは岡部様と私のお互いの信頼関係が揺るがないものであった証拠です。本当に心より感謝申し上げております。

自分は今まで挫折が多くうだつの上がらない人生で、それでもあきらめずに日々前向きに生きて参りました。それだけに日の目を見たときの嬉しさといったら本当に半端なく心が震え、今までの苦悩が走馬灯のように思い出され、岡部様からの第一志望のオファーレターメールを受信した目黒駅で感情を抑えきれず、お恥ずかしながら思わず男泣きをしてしまいました。

このような実体験を踏まえ、体験談を読まれている読者の方に1つだけお伝えしたいことがあります。

自分の境遇を変えたいと思っている方、まず是非とも、すぐに動いてみてください。

確かに動きはじめると苦しいかもしれません。面倒くさいかもしれません。しかし、動かないと何も始まりません。今動かないで、自分に言い訳をしてずっと生きていくほうがとても辛いことだと思います。

チャンスは自ら掴みにいくものです。

コンコード様は、ポジティブで前のめりな方を全力で応援してくださります。皆様が私と同様、コンコード様で次のフィールドを切り開き、美酒を味わえる日がくることを祈念しております。

 

関連リンク>>

コンコードエグゼクティブグループ|コーポレートサイト
コンコード キャリア支援サイト|コンサル&ポストコンサル転職
コンコード 転職体験談ページ
コンコード コンサルタント紹介ページ

 

東京大学から“キャリア設計の教科書”に指定

『未来をつくるキャリアの授業』(日本経済新聞出版社,2017年)

日本ヘッドハンター大賞MVP受賞のコンコードエグゼクティブグループ代表取締役社長CEO・渡辺秀和が、今まで公開されてこなかった、人生を飛躍させる「キャリア戦略」のつくり方を公開。「自身の志や情熱を通じて、社会を豊かにしたい」と願う皆さまに、ぜひ本書を手に取って頂きたい一冊です。2017年、東京大学 3・4年・院生対象の授業「キャリア・マーケットデザイン」の教科書に指定されています。

 

 

 

コンコードエグゼクティブグループ編集部

「日本ヘッドハンター大賞」コンサルティング部門 初代MVP受賞。コンサルファーム/PEファンド/総合商社/外資系企業/ベンチャー企業幹部などへのキャリアチェンジに強い、転職エージェントです。ビジネスリーダーのキャリア支援をはじめ、キャリア教育活動、ソーシャルスタートアップ支援を展開しています。
カテゴリ
ビジネス・キャリア

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