渡辺さんとの出会い
渡辺さんとの出会いは、ちょうど10年前で、初めて転職活動をする際にアドバイスを頂きました。
他の転職支援会社とは違い、渡辺さんは、まず私自身のキャリア開発の方向性や考え方、これまでのビジネス経験をしっかり聞いて頂いたことを思い出します。
その上で、「何が私の強みか」「キャリア全体の中での今回の転職の意味」などの本質的な話から、「ケースインタビューの勘所」「面接の設計・進め方のコツ」「各ファームの特徴」などの基本的な話に至るまで、非常に丁寧に、私が腑に落ちるまでお付き合い頂きました。
ということで「信頼できるキャリアコンサルタント」の代名詞である渡辺さんにお会いでき、自分だけでは実現できない“転職力”を得られたと実感しています。
今回、転職のきっかけ
転職のきっかけは、所属している外資系ファームの事業の方向性と、私自身が目指すキャリア方向性がかなりズレてきたことに起因します。
クライアントの事業成長を戦略から実行まで支援するコンサルティングビジネスをリードできるキャリアを目指していた私にとって、あるソリューションやツールの導入前提のコンサルティングスタイルに対する違和感が大きくなってきました。
また、定期的に渡辺さんとは情報交換をさせて頂いており、コンサルティング業界や周辺業界の動向、採用意欲や人材要件など、有益情報を常にご提供頂いておりました。
まさに「時が来た」というタイミングで、計画的に転職活動をスタートしました。
転職活動の流れ
私の場合、年齢が(そこそこ、結構・・・)高かったので、幅広く多くのファームに応募させて頂きました。
■応募書類作成
まず、応募書類は、思考力フル回転で作成しました。
日頃のプロジェクトワークと同じで戦略策定と同じ感覚・意識で、かなり時間をかけて作成しました。
ここで非常に有益なのが渡辺さんからの意見・評価です。自分自身ではどうしても“客観視”できない外部の視点から「何が強みか」「押すべきアピールポイント」をご指導頂きました。
■面接準備
面接準備は、大きく3つ準備しました。
自己紹介(強み=提供価値と価値観・スタイル)、過去のプロジェクト経験(強みの裏づけ)、ケースインタビューの3つです。
これも、日頃のコンサルティングワークと同様にストーリーボードを作成し、キーメッセージ及びキーワード開発をしっかり行いました。
大きな流れは3ステップで、応募書類作成と面接準備(1ヶ月)、序盤面接(1.5ヶ月)、終盤面接(1-2週間)です。
■序盤面接
時間的に一番大変だったのが序盤面接です。
コンコードさんのネットワークの強さにより、非常に多くのファームで書類選考を突破できたためです(笑)。
面接の日程調整も非常に大変だったと思うのですが、コンコードさんはスピーディーに、且つ私の都合も考慮して頂き、非常にスムーズに実施できました。移動効率も考えて頂き、大変感謝しております。
序盤面接の成功要因は、1件1件の面接をゼロベースで臨むということ。
1次面接を突破するとどうしても気が緩むと思うのですが、面接終了後の渡辺さんからのアドバイスを踏まえ、面接ごとに前回以上のアウトプットを出すという意識で臨みました。
■終盤面接
そして最も精神的にタフな終盤面接。
不安な場合は、そのまま面接には臨まず、渡辺さんにスパーリングをして頂きました。
一番感謝しているのは、最終面接でケースインタビュー的な面接だった時。事前スパーリングがなかったら、多分頭が真っ白になり、自己PRばかり考え墓穴を掘った、という結果になっていたことでしょう。
こうしたプロセスを経て、無事に複数ファームからオファーを頂くことができました。
今回の転職活動の成果としては、希望のファームからオファーを頂いたことはもちろん、本当に様々なファームの方々と面接する機会を頂き、今後のキャリア開発に有益な情報が得られたこと、自分自身の市場価値を改めて評価できてきたことです。
最後に(コンコードのお奨めポイント)
最初にも記述しましたが、渡辺さん及びコンコードさんとの出会いで、自分だけでは実現できない“転職力”が得られたことが、非常に大きな収穫であると実感しています。
その意味で、私にとってコンコードさんとの出会いは非常に有益であり、転職を考えている皆様にもおかれましても“強力なキャリア開発支援者”だと思います。
特に5点において、“強力”といえるポイントがあると思います。
1つ目は、独自ネットワークです。
プロフェッショナル市場を熟知されているので、自分だけでは得られない情報やルートがあることは、非常に心強い限りです。
2つ目は、オーナーシップの強さです。
単なる案件仲介ではなく、キャンディデイトと協働で本気でキャリア開発を考えてくれる、自分では考え付かないキャリアオプションを提示してくれるということは、まさに目から鱗です。
3つ目は、キャリア開発のコンサルティング力です。
まさに、キャンディデイトのキャリア開発上の課題を、客観視していただき、適切なアドバイスとトレーニングをして頂けることです。
転職活動を通じて成長できるという実感が得られると思います。もちろん、我々自身に強いキャリア開発の意思があることが前提ではありますが。
4つ目は、転職市場動向の理解・インサイトです。
常に各ファームの最新情報を収集されているので、適切なタイミングで転職活動ができると思います。
従って、転職活動時だけではなく、キャリア開発パートナーとして、定期的に情報交換することが非常に有益であり、日頃のコンサルティングワークにおけるモチベーションも上げられると思います。
最後5つ目は、効率的な転職活動を支える日程調整を含めたエージェント業務です。
時間的制約がある中での転職活動をするわけですが、スピーディー且つ臨機応変に対応頂き、ストレスなく転職活動が進められます。
以上を総括すると、コンコードさんは、“高品質なプロフェッショナル市場でのキャリア開発アドバイザー”と言えるのではないでしょうか。
「少々持ち上げすぎでは?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、「百聞は一見にしかず!」。
少なくとも私のようなおじさんでも、非常に満足なキャリア開発を実現できた人もいるわけで、N=1の声の衝撃を味わってみては(笑)。