HKT48 指原莉乃【OKWAVE アーカイブ|2015年4月取材】
© 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2015
※本記事は、2015年に掲載されたOKWAVE Starsのアーカイブ記事です。
本記事は『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』(2015年4月18日公開)にて声の特別出演を果たした指原莉乃さんへのインタビュー記事です。
Q1 演じたスマホちゃんと指原さんとは共通点があるとのことですが、どんなところが似ていますか?
スマホちゃんがスマホを常に触っているのが私のまんまです。私もスマホがないと取り乱しちゃうくらいなので。それと性格がちょっと内向的なところです。スマホちゃんが相手のことを嫌いなわけではないのに反抗したりするところは、私もケンカっ早いので、似ているなと思います。
>ケンカっ早いって…(笑)
ブチ切れたりはしませんけど、すぐイラッとしてしまうんです。ファンとケンカすることも多いですし…。握手会で何人かいるレーンで私のことを飛ばした人がいたんですけど、普段だったら気にしないのに、その時はイラッとして「お前握手しろよ!」って叫んじゃいました(笑)。さすがに悪いことしちゃったって反省してます。
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Q2 スマホちゃんは14歳ということですが、指原さんはどんな14歳でしたか。
スマホちゃんは人見知りで内向的な子ですけど、14歳の時の私は誰とも喋れない根暗な子でした。唯一ハロープロジェクトが自分の感情が上がることだったので、親にも誰にも話していませんでしたが、ずっとアイドルになりたいと思っていました。それで勝手にオーディションに応募をしたんです。
>15歳でアイドルになりましたが、何が指原さんの性格を変えたのでしょう。
東京に出てきたらガラッと人が変わっていました。アイドルという仕事に憧れがあったので、そのアイドルになれたことと、東京に引越しをしたこと、初めて友だちだと言えるAKBメンバーと出会ったのがきっかけでかなり変わったんだと思います。
Q3 指原さんが「クレヨンしんちゃん」に共感するところは何でしょう?
シンプルに言えば“下品”なところ(笑)。私もファンの方から「気をつけた方がいい」と言われるくらいなので、直しつつも、今のままでもいいかなと思っています(笑)。それとしんちゃんの明るいところですね。私は根は暗いけど、明るい部分も持っているので、明るいバージョンの指原なら、しんちゃんと近い感じで話せるんじゃないかと思います。
>しんちゃんは誰の懐にも入っていけるタイプで、指原さんもそういうイメージがありますが、何か処世術のようなものがあるのでしょうか。
自分で言っててムカつくんですけど(笑)、私はオンとオフの差が激しいんです。インタビューで話していても気づいたらテンションが上がって身振りも大きくなっていますけど、仕事のスイッチを切ると本当に暗いんです。しんちゃんはいつでも誰が相手でも明るいところは見習いたいです。なので、しんちゃんに通じていると思ってもらえているのなら私も嬉しいです。
Q4 今回の「オラの引越し物語~サボテン大襲撃~」の台本を読まれた感想は?
2種類の感情がありました。前半は「お引越し」がテーマで、その部分の仮の映像を見せてもらっただけで号泣でした。後半は台本の文字を追っているだけでも息がつけない内容で、良い意味で観終わった後に疲労感が残る良い映画になるんじゃないかなと思いました。
>この“サボテン大襲撃”というのは映像で観るとどうなるのでしょう?
すごくびっくりすると思います。お子さんだったら大人になっても忘れられない感情になると思います。
Q5 スマホちゃんを演じましたが、指原さん本人として出演したい願望はありますか?
この作品に限って言えば、私はすぐいなくなっちゃうでしょうね(笑)。スマホでネット検索できるスマホちゃんの役で良かったなと思います。でも、ハートフルな場面だったら本人役で出たいです。
Q6 指原さんがスマホの他にいつも持ち歩いているような大事なものはありますか?
私は現金主義なんです。カードも通帳も持ち合わせていなくて、22歳になっていまだに親からのお小遣い制の生活を続けているんです。何かあったら不安なので、現金とスマホは必ず持ち歩いています(笑)
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Q7 今回スマホちゃんを演じて、別のキャラクターになりきるのは得意だと思いましたか?
息遣いとか14歳の高い声での演技は新鮮で楽しかったです。でも、1日で録るはずだったスケジュールを2日に分けてもらったくらいに苦戦しました。ある言葉を何度も言い直したのでその言葉がトラウマになっているくらいです。
>監督が2日目にすごく上手くなっていたと仰っていました。
1日目は絵とセリフを合わせるのが精一杯で、2日目は心も落ち着いていたので、監督の指示も冷静に聞けたし、落ち着いてできたと思います。
Q8 野原一家の引越し先のメキシコのイメージは何かありましたか?
私はメキシコ人の陽気さは持ち合わせていないので、最初は何でメキシコ人役なんだろうと心配していました。スマホちゃんは内向的で明るくないのでその点は良かったです。メキシコという国については、ホットでハートフルな、私とは真逆、というイメージでした。
>野原一家は海外に引越ししますが、指原さんは旅行等で海外に行く時はどんな心境になりますか?
自分自身はあまり海外旅行に興味はないんですが、行ったら多分一番テンションが上がるタイプだと思います(笑)。メキシコ人みたいに明るくなって、現地に溶け込めるタイプだと思います(笑)。
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Q9 「映画クレヨンしんちゃん」は23作目を数えます。指原さんの所属するHKT48も知名度が高まっていますが、長く愛されるために考えていることはありますか?
アイドルが長く愛される、ということは実は難しいことですよね。しんちゃんは国民的アイドルと言ってもいいと思うので、しんちゃんを見習って、他のメンバーもちょっとでいいので、多少の下品さを持ってほしいです(笑)。正統派のアイドルはまゆゆやぱるるがいるので、HKT48はそれとは異質な部分を持ちたいです。下品さの大部分は私が担いつつ(笑)、高校生のメンバーはピュアで、中学生以下のメンバーは “人間味のあふれる”アイドルであってほしいですね。
>指原さんが元々憧れてたアイドル像って…
それはAKB48に任せて、私は独自の道を進みたいです。でもHKT48にも何人かは正統派がいてもいいとは思いますよ。下品さ、あらため人間味あふれるアイドルを私がリーダーになって育てていきたいと思います(笑)。
Q10 「映画クレヨンしんちゃん」が公開される春にちなんで、新しい環境に馴染む秘訣をお願いします。
心を最初は閉ざしつつ、徐々にオープンしていくのがいいのかなと思います。いきなりオープンにすると、お互いの嫌な部分が見えてしまうかもしれないので、お互いのことが分かってから心の壁を外して、人の目を見て話す、というのは私の中のポイントですね。最初はあまり人から期待されない人間の方がいいかなと思います。後からできる人だと思われた方が私はいいですね。もっと詳しいことは私の「逆転力~ピンチを待て~」に書いてあります!(笑)
Q11 『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』の見どころをお願いします。
今回は前半は涙、後半は息もつかせないずっと怒涛の展開が続く、まさに子どもから大人まで楽しめる作品になっていると思います。私自身も観てすごく感動したので、皆さんにも早くこの感動を味わってもらえたらなと思います。楽しみにしていてください。
Q 指原莉乃さんからOKWaveユーザーに質問!
「映画クレヨンしんちゃん」は今回で23作目ですが、私も全部はチェックし切れていないので、ぜひ皆さんの一番心に残っている作品を教えてください。ちなみに私が観た中では『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』です。
■Information
『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』
2015年4月18日公開
父・ひろしの転勤で、春日部のみんなと涙のお別れを決意した野原一家。行先はなんと…ラテンのリズムぶりぶりのメキシコ!!おねいさんがみんなボン・キュッ・ボボ~ンと聞いて喜んで旅立つしんのすけだが、待っていたのは…動くサボテンだったぁ~!?
原作:臼井儀人(らくだ社)/「月刊まんがタウン」(双葉社)連載中/テレビ朝日系列で放送中
監督:橋本昌和
脚本:うえのきみこ
製作:シンエイ動画・テレビ朝日・ADK・双葉社
声の出演:矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ
声の特別出演: 指原莉乃、日本エレキテル連合
主題歌: 「OLA!!」ゆず(セーニャ・アンド・カンパニー)
配給:東宝
オフィシャルサイト:
http://www.shinchan-movie.com/
© 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2015
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■Profile
指原莉乃
1992年11月21日生まれ、大分県出身。O型
HKT48 Team H / HKT48劇場支配人 兼務
秋元康プロデュースによるアイドルプロジェクト「HKT48」へ所属し活躍中!
http://ameblo.jp/sashihara-rino/
※本記事は、2015年に掲載されたOKWAVE Starsのアーカイブ記事です。
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