ラップグループ MAGiC BOYZ【OKWAVE アーカイブ|2016年2月取材】
(C)「イカれてイル?」製作委員会
※本記事は、2016年に掲載されたOKWAVE Starsのアーカイブ記事です。
本記事は全員中学2年生のラップグループMAGiC BOYZへのインタビューの記事です。
Q まずMAGiC BOYZ皆さんの「得意なもの」を教えてください。
マヒロ:DJのマヒロ(藤田真広)です。得意なのはサッカーです。ポジションは右SHです。
トーマ:MCのトーマ(井上東万)です。英検3級を小学6年生で取りました。親が英語教師なので、一応、英語が得意です。
ユウト:MCのユウト(中村祐翔)です。僕はゴルフを7年くらいやっています。
リュウト:MCのリュウト(松田琉冬)です。小学1年生から空手をやっていました。
フウト:MCのフウト(橋楓翔)です。僕は水泳ですね。
Q MAGiC BOYZの主演映画『イカれてイル?』への出演についてどう感じましたか。
マヒロ:MAGiC BOYZはラップのユニットとして活動しているので、映画を作るということにびっくりしました。
トーマ:僕も映画ということには新鮮でびっくりしました。
リュウト:このメンバーはMAGiC BOYZとして活動していて、芝居は各個人の仕事だったので、このメンバーで出るのは新鮮な気持ちでした。
フウト:MAGiC BOYZはラップグループとして活動しているので、このメンバーで芝居をするのはちょっと驚きでした。
ユウト:グループで映画をやるのでびっくりしましたけど、このメンバーだったので、緊張せずにできました。

(C)「イカれてイル?」製作委員会
Q 台本を読んでストーリーについてはどう感じましたか。
リュウト:主人公がすごく中二病だと思いました。
マヒロ:スケールが大きくて、最初は何が書いてあるのか分からなかったです。
フウト:台本を読んでも話を理解するのが少し難しかったです。
マヒロ:何でこうなるんだろう?と思いながら読んでいました。
リュウト:でも面白い内容だと思いました。
Q ちなみに「中二病」と聞いて、いま中二である皆さんはどう思いますか。
リュウト:僕は面白いなと思います。
トーマ:「中二病」っていい響きだと思います。
リュウト:そのバカにされている感って、反抗期とかと一緒である一つの時期の話だから、
「言うのやめて」というより、「今ノリにノッているから」と言えるので、僕は嫌ではないですね。
Q 映画撮影に向けてどんな気持ちで準備をしましたか。
トーマ:初めての主演だから緊張していました。
リュウト:各メンバーのキャラを濃くして過激にした設定だったから、役作りみたいなことはしなかったです。自分をさらけ出す感じでした。僕自身は、演技が初めてだったので足を引っ張らないようにという気持ちでした。
フウト:事前に台本を何度も読んで臨みました。
Q 撮影の様子はいかがでしたか。
トーマ:CGがたくさん使われるような作りでした。
リュウト:映画の中の重要なアイテムとしてサイリウムが出てくるのと、中二には堪らないドローンもありました。あれは楽しかったです。中二の心をくすぐる道具をたくさん使っていました。
フウト:僕はパトカーに乗れたのが良かったです。
Q 監督からはどんな演出がありましたか。
トーマ:ありのままで、とずっと言われていました。
リュウト:固くなりすぎず、いつもどおりの感じで、と言われていました。
Q 皆さんの掛け合いのシーンは普段通りですか?
リュウト:所々は映画的でしたけど、だいたい普段通りで、自然な感じでできました。
ユウト:僕はセリフが多くない“喋らないキャラ”でしたので、表情で演技するのが難しかったです。
マヒロ:僕だけ4人と違って、日常では絶対に言わないようなセリフが沢山ありました。普段は、映画のキャラみたいには人を褒めないし、過剰に話したりするのが難しかったです。
リュウト:マヒロは普段畳み掛けるようには喋ってこないからね。
フウト:普段と違うから笑っちゃいました。多分、マヒロが一番役作りが難しかったと思います。あんな人がいたら、逆に心配になっちゃいます。
Q では『イカれてイル?』のおすすめのところをお聞かせください。
マヒロ:MAGiC BOYZの初主演映画で、ライブで観ているマジボとはかなり違っているのでそこを楽しみにしてほしいです。
トーマ:僕たちの黒歴史が見られるし(笑)、内容も面白いし、出演者も豪華なのでぜひ楽しんでください。
ユウト:終わり方も面白いですし、豪華な出演者にも注目して観てください。
リュウト:共演者の北山詩織さんが大学生役で出ていて、中二の僕たちが想いを寄せているというところが見どころかなと思います。
フウト:普段の自分たちの生活を分かりやすく表したものだと思います。
みんな:あんな生活してるの!?
フウト:すごくオーバーに、です(笑)。

(C)「イカれてイル?」製作委員会
Q MAGiC BOYZの音楽活動についてですが、ラップやヒップホップについて思っていることをお聞かせください。
ユウト:僕は最近K-POPにハマっていて、K-POPでラップというとBIG BANGはライブが独特だし、防弾少年団はダンスもうまいし、いい曲ばかりなのでいつも聴いて参考にしています。
トーマ:MAGiC BOYZを結成してラップをやる、と聞いた時は「ええ!?」と思いました。最初は全く分かりませんでしたけど、一から始めて、今ではラップの良さが分かってきたところです。
リュウト:僕は親の影響で小さい頃からヒップホップを聴いていましたけど、当時は叫んでいるなぁくらいの印象でした。でも最近はヒップホップの良さが分かってきて、ラッパーもいいですけど、DJを見るのにもハマっています。
マヒロ:ヒップホップってなんだろう、という状態でヒップホップのグループのMAGiC BOYZ入ったので、最初は全くわからなかったけど、最近はメンバー全員がハマってきたので、休憩時間でもみんなでフリースタイル勝負をするくらいになっています。
リュウト:段々とみんな興味を持ち始めたよね。
フウト:僕も最初は知らなかったので、動画を見てこんなのをやるんだ、と思っていました。それが、教えてもらいながらライブでやるとやっぱり楽しいんです。そこからここまでやってこれています。
Q 映画の主題歌でもある2ndシングル『ありのままでマジボ』について、レコーディングのエ
ピソードや、自分が成長したと感じたところなどお聞かせください。
リュウト:最初は「リズム感がない」とか「何でそんなに時間かかってるの」と、メンバーにすごくバカにされていたんです。でも、今回はレコーディングの時間をものすごく短くできました。
ユウト:僕はラップのやり方を自分でも意識して変えました。お客さんから「良かったよ」と言われたものを取り入れたりもしました。
トーマ:「ありのままでマジボ」という曲は今までのマジボとは違って、歌っぽいラップなので、いつもとは違った感じだったのも楽しかったです。
マヒロ:MAGiC BOYZのDJを始めた最初の頃はライブでもすぐテンパッて、失敗して曲を止めてしまったり、客席を見る余裕がなかったです。でも段々とDJに慣れてきてミスが減るようになりました。
フウト:僕も最初は歌詞を間違えたりもしましたが、最近はそういうのもなくなって、レコーディングもスムーズにできるようになりました。後は声変わりがうまくいけばいいなと思います。
Q 「ありのままでマジボ」の聴きどころは?
リュウト:オチサビで、メンバーがひとりずつ増えていって最後は全員で歌う独特の歌い方に注目して聴いてほしいです。歌詞も中二の気持ちなので、そこにも注目してもらいたいです。
Q もう1曲の「オレでしょ??」についてはいかがでしょう。
フウト:飛び跳ねたくなるよね。聴いていると身体が勝手に動き出す感じですね。
マヒロ:歌詞はメンバー同士が一人の女の子を奪い合うみたいな感じです。
リュウト:でも、中二の勘違い感がハンパない内容です。
フウト:歌詞の「そん中から選ぶ将来のビヨンセ」という歌詞は実は歌い間違いから生まれました。“フィアンセ”が舌が回らなくてフィヨンセみたいになってしまったら「じゃあ“ビヨンセ”にしちゃう?」と(笑)。
リュウト:フウトの歌詞は、他にも「オレら勘違い」というところも「オレら段違い」を間違って歌ったことで変わりました。(笑)
Q 皆さんの抱負をお聞かせください。
マヒロ:MAGiC BOYZはノリがいい曲がたくさんあるので、今年はもっともっとお客さんを盛り上げて会場全体で盛り上がるようにしたいです。
トーマ:今年は昨年以上に成長していきたいです。
ユウト:僕はグループというより個人としてもスキルアップをして、それでグループもレベルアップして、お客さんを巻き込めたらと思います。
リュウト:会場中がライブしているように盛り上げることが大事だと思うので、みんなが恥ずかしがらずに盛り上がれるように自分たちもパフォーマンスを見せられるようにしたいです。
フウト:僕もお客さんにもっと近づけるようになりたいです。
リュウト:もっと!?昨日のライブで、ほっぺ触られてたのに!?
フウト:後ろの人とかにもね(笑)。見に来ているけどノルのを恥ずかしがっている人をもっと近づけられるようにしたいです。
Q OKWAVEユーザーに質問をお願いします!
フウト:皆さんはウォシュレットのどの機能が好きですか?
リュウト:「猫マンマ」という食べ物の中身は何が正しいのでしょうか。一番スタンダードな「猫マンマ」を教えてください。
ユウト:僕は最近ディズニーランドとUSJに行ってきましたが、どちらが皆さんの好みか聞いてみたいです。
トーマ:富士山は静岡県のものか山梨県のものかどちらなんでしょうか。静岡県民の僕としては静岡だと嬉しいです。
マヒロ:最近僕は映画やドラマを観るのが好きです。ゲオに行ってまとめ借りする時に、ドラマ全話と映画何本かなら、どちらを選べばいいでしょうか。
ユウト:僕なら映画。
リュウト:自分の好みなんだから…両方借りれば?(笑)

(C)「イカれてイル?」製作委員会
■Infomation
2ndシングル『ありのままでマジボ』(ZXRC-1054)
2016年2月3日(水)発売、1,000円(税込)
01.ありのままでマジボ(LYRiCS:acharu / TRACK:nabepro)
02.オレでしょ??(LYRiCS:JUMA a.k.a.先代 J horse(SIMI LAB) / TRACK:DJBAKU(KAIKOO))

(C)「イカれてイル?」製作委員会
『イカれてイル?』
2016年2月6日(土)公開
2015年の東京近郊。「この映像は、壊滅した東京で発見されたデータをつなぎ合わせたものです。」テロップが示すように、本作は数十年後に発掘された過去の記録映像をつないで出来上がった作品である。
真の中二病である松村楓万(14)は、世界一のユーチューバーを目指し日々動画をアップし続けるも、周囲の大人はそんな楓万に手を煩わせていた。
一方、映像系の大学のドキュメンタリーの課題提出に悩んでいる彩香は、「課題、この子に決めた」と楓万を取材することに決める。
タイトルは『中二病の魔法少年』…そう『マジックボーイズ』!そんな彩香からインタビューを受ける楓万は、次第に淡い恋心を抱き始めるが…。
MAGiC BOYZ(フウト・トーマ・リュウト・ユウト・マヒロ)
北山詩織、KENZO(DA PUMP)、伊地知大樹(ピスタチオ)、佐野愛夏
NIPPS、D.O 、MARIA(SIMI LAB)、VIKN、nabepro、やついいちろう(エレキコミック)
ブラザートム(特別出演)
監督・脚本:竹内道宏
配給:S・D・P
(C)「イカれてイル?」製作委員会
(C)「イカれてイル?」製作委員会
■Profile
MAGiC BOYZ
フウト(髙橋楓翔)、トーマ(井上東万)、リュウト(松田琉冬)、ユウト(中村祐翔)、マヒロ(藤田真広)からなる“トーキョーに降り立った魔法使いa.k.a.ラッパー(思春期)”、4MC1DJの中学生5人組HIPHOPグループ。
スターダストプロモーションに所属しながらも、幾度もオーディションに落選した経験から生まれた反骨心を原動力に、ラップで世界進出を目指して活動中!
http://magic-boyz.com/
※本記事は、2016年に掲載されたOKWAVE Starsのアーカイブ記事です。
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